グエンミンブー外務次官（左）と署名式に参加する代表 （写真：TTXVN)

今回の式典は「サイバー犯罪防止 ・責任の共有・ 未来志向」をテーマに、25日と26日の両日開催されます。署名式には、国連のアントニオ・グテーレス事務総長をはじめ、各国の首脳、地域と国際機関の代表など多数の要人が出席します。

「国連サイバー犯罪条約」の署名は、サイバー犯罪対策における国際協力の新たな歴史的節目となるもので、電子証拠の共有、国境を越えた捜査、人権保護、各国のデジタル能力強化など、包括的な協力体制の構築を目指しています。

ベトナム外務省のダン・ホアン・ザン次官は次のように述べました。

（テープ）

「これまでベトナムは、国連および国際社会の主要な法的枠組みに関する交渉プロセスに積極的かつ責任ある姿勢で参加してきました。今回の『ハノイ条約』への参加と署名式の開催は、ベトナムの国際的な役割と貢献を明確に示すものです」

午後には、各国首脳が一堂に会し、安全で人間中心のサイバー空間を実現するための連携強化を確認するハイレベル全体会合が行われます。
このほか、2日間を通じて、国際協力の促進や条約の実施、女性や子どものオンライン保護など、デジタル時代の課題をテーマにした多くの会合やシンポジウムが予定されています。